関西新潟県人会は、新潟地震の年である昭和39年に、当時の塚田十一郎知事の音頭と新潟日報社の多大なご協力により創立されました。その後は私を含め8代の会長が就任し、今日に至るまで活動を続けております。
県人会では、毎年11月23日に太閤園で開催される定期総会をメインとして、新春のつどい、大相撲応援、花見、講演会、花火、枝豆の夕べ、野球・駅伝・ラグビー大会の高校生の応援など会員やご家族お知り合いの方が気軽に参加できる企画をご案内しております。また、新潟県大阪事務所も会員として参加、新潟県からの情報を積極的に発信して頂いており、その情報を頼りに、新潟県物産展や修学旅行で来阪した生徒の体験学習などの機会には、参加・協力に務めております。
関西新潟県人会の総会は、毎年趣向を凝らしって会員の皆様がアットホームな雰囲気で楽しく過ごせる会ですが、毎回、新潟県知事ないし副知事のご臨席を賜り、その他市町村の首長の方々にも多数ご来賓としてご参加いただいております。ご来賓の方々から、故郷新潟のお話を拝聴できることは、総会の楽しみのひとつとなっており、単なる親睦会ではなく、新潟県からも一目置いて頂けるような有意の団体なのだと感じております。
県人会活動や県からの情報などは、年二回発行される機関紙「おけさ」により、広く会員の皆様へお知らせしております。
新潟県人は主に東京など関東圏で活躍される方々が多く、関西はなじみが薄いです。しかし、関西で暮ら新潟県人は意外と多く、関西新潟県人会へ多数ご参加頂いております。また、一時的に住まわれるなどして、新潟へ愛着を感じてくださる方も、関西新潟県人会は受け入れるなど、新潟に縁(えにし)があればどなたでも入会できることになっております。
私自身、県人会で出会えた仲間がいて、乗り越えられた苦しみ、何倍にもできた喜びがあります。新潟県人で良かったと、何度も強く感じたことがあります。世代や趣味を超え、新潟への縁という一点のみで繋がった会員の皆様が、行事への参加や仲間との出会いから、入会して良かった、楽しいと感じて頂けるような場になればと思います。
新潟に縁のある方は、お誘い合わせの上、多数ご入会されますよう心からお待ちしております。
会長あいさつ
