新潟新幹線

関西新潟県人会ブログ

会長あいさつ

関西新潟県人会は、今年で60周年を迎えます。昭和39年、新潟地震の起こった年に当時の塚田重一郎知事の音頭と新潟日報社の多大なご協力により創立されました。その後、私を含め8人の会長が就任し、今日に至るまで活動を続けております。

新潟県人は主に東京など関東圏で活躍される方々が多く、関西はなじみが薄いです。私自身、昭和35年に単身大阪へ出ると決めた際には周りから変わり者と呼ばれました。新潟から大阪まで、東京へ行く倍以上の時間がかかったからです。大阪へ来てからも、訛りでかなり苦労しました。あの頃から時代が変わり、言葉の差や交通時間が縮まったとはいえ、まだまだ関西の新潟県人は少ないです。とは言え、声をかけると意外と新潟に縁ある方がおり、県人会に多数参加して頂いております。そして気概に満ちた方々が多いと感じております。

ネットの普及によりコミュニケーションツールが増えたとは言え、故郷を同じくし、実際に会える仲間がいるというのは、とても素晴らしく、また、心の支えにもなります。私も県人会で出会えた仲間がいて、乗り越えられた苦しみや、何倍にもできた喜びがあります。新潟県人で良かった、県人会に入っていて良かったと何度も強く感じたことがあります。そして、会員の皆様もそう感じて頂けるような場にしたいと、思っております。

関西新潟県人会では、毎年11月23日に開催される定期総会をメインに、花見や花火など季節イベントや相撲の応援、講演会、交流会など、会員やご家族・お知り合いの方が気軽に参加できる企画をご案内しております。また、高校野球や駅伝、ラグビー大会などで勝ち進んだ新潟の高校生の応援を行っている他、新潟県大阪事務所も会員として参加、新潟県からの情報を積極的に発信して頂いており、その情報を頼りに新潟県物産展や修学旅行で来阪した生徒の体験学習などの機会には、参加・協力に努めております。総会は、毎年趣向を凝らして会員の皆様がアットホームな雰囲気で楽しく過ごせる会ですが、毎回新潟県知事ないし副知事のご臨席を賜り、その他市町村の首長の方々にも多数ご来賓としてご参加いただいております。

ご来賓の方々から故郷新潟のお話を拝聴出来る事は総会の楽しみの一つとなっており、単なる親睦会ではなく、新潟県からも一目置いて頂けるような有意の団体なのだと感じております。
県人会活動や県からの情報などは、年2回発行される機関紙「おけさ」により、広く会員の皆様へお知らせしております。

新潟県生まれの方、または一時的に住まわれるなどして、新潟へ愛着を感じて下さっている方、新潟が好きだという方、新潟に縁があればどなたでも入会できることになっております。お誘いあわせの上、多数ご入会されますよう心からお待ちしております。

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